部品構造 †
部品定義 †部品: 露天鉱床とは †鉱脈が一帯に渡って、床のような地面として拡がっている形態。鉱脈として規模が大きい結果、この形態になるケースが多い。 部品: 資源採取の利便性 †採掘目標である資源含有物が地表面に表出している事から、掘り出した物がそのまま採掘目標となる為、山岳を穿ち抜く形態より利便性が高い。 部品: 大きな埋蔵量 †山体表面へ析出する程の埋蔵量から、想定される資源埋蔵量が大きい。長期間同じ鉱山から資源を安定的に供給出来る事を意味する。 部品: 採掘される資源の品質 †資源含有量が多い事から、精錬に際して排出される不純物の量が少ないという事になり、結果として良質な資源を供給出来るという事になる。 部品: 運搬コストの低減 †坑道を必要とする鉱山に対し、露天鉱床は掘り出した岩塊をそのまま大型車両へ積み込み搬出が出来る。運搬に掛かる手間の低減はコストの低減に直結する。 部品: 階段式採掘とは †鉱床を階段状に採掘する極めて原始的な方式。しかし、大型機械の導入などで安全に高効率で採掘が可能となった。 部品: 採掘の手順とは †資源を採掘する上で、周辺地形への影響や災害防止などを含めて必要事項を政府が各法律で指定したものである。 部品: 表土除去 †岩石の採掘に先行して表土及び風化物等を除去することで、除去に当たっては、機械などを運用するにあたって安全な傾斜に保持し、その範囲は、採掘中にあっては採掘箇所から地形や水質などを考慮して十分な範囲に行う。 部品: 保全区域 †周辺地形の崩壊を防止するため採掘箇所と周辺地形の境界から一定の幅の表土を除去しない区域を設けることが義務付けられている。また表土の崩壊が進行しないよう必要に応じて整地や締め固め、植栽などの保護工、土留工を施されている。 部品: 転落石転落石防止施設の設置 †起砕岩石、表土等が隣地に崩落するおそれのある箇所には、金網、土えん堤、石垣、コンクリートよう壁等、十分に効果のある転落石防止施設を設けること。 また、採掘箇所の周辺部で、転落石が生じるおそれがある箇所を採掘する場合には、転落石防止施設を設置するほか、大型機械ではなく採掘用ブルルなどを使用し転落石が生じない採掘を行っている。 部品: 濁水防止施設 †採掘準備のための表土除去及び採掘範囲の拡大等に伴い、降雨時の場内水の流出量の増大が見込まれる場合には、濁水防止のための沈砂地を適切に設置している。 部品: 採掘の範囲の決定 †岩石の採取による土地の崩壊等の災害を防止するため、山頂、稜線を含め採掘できる範囲となるよう、土地を確保している。 部品: バケットホイール・エクスカベーターとは †自走型作業機械として、最も大型の部類に属する掘削機械。増加する採掘需要に合わせる形で開発されたもので、星鋼京の資源生産を支える象徴的機械と言える。 部品: 作業形態 †作業の流れを説明すると、山肌を削り岩塊を受け取る、受け取った岩塊を掘削部位と反対側のコンベアへと搬送、岩塊を受取手へと送るという構成になっている。 部品: 大型の利点 †山肌を丸ごと削り取る出力と、削り取った岩塊をそのまま運び出せるだけの容量による効率性にある。逆説的には、これが存在する鉱山は、その威力を活かせるだけの圧倒的資源量を誇るという証明でもある。 部品: カッティングホイール †この作業機械の主機能のうち、掘削を行う部位。車輪状の部位を山肌に当て、回転させる事で連続的に削り取る。 部品: バケット †カッティングホイールに併設された掘削した岩塊を受け取る部位。ホイール1つに18個搭載され、日算20万tを越える採掘を可能とする。 部品: カウンターウェイト付きブーム †上部構造物。ホイールの取り付けられたブームを支える重りであり、これによってホイールの位置を調整する役割を担う。 部品: 走行部位 †12本もの大型無限軌道が連なる巨大な移動用機械。あまりに巨大な機械である為、移動速度は分速10m程度である。 部品: 搬送ブーム †ホイール部位の下側、反対側へ向かって伸びる構造物。内部にコンベアを搭載する事で、バケットから受け取った岩塊をスムーズに送り出す。 部品: 動力 †電気を使用する。定常運転で中規模集落1日分程度の電力を使用するという事もあり気軽な機械とは到底言えないが、藩国の生産力を支える重要な意味があった。 部品: 生活設備 †あまりに巨大であるが故に、一旦稼働させると搭乗員5名が掛かり切りとなる。この為、5名の搭乗員用にトイレや台所と言った生活設備が内蔵されている。 部品: ブルルとは †ブルドッグを原型として大規模に改修、民生機として生まれ変わった機体。I=Dとしての特性は完全に撤廃され、民需品として必要な機能へ殆ど取り替えられており、大型で燃料を要する機械である事を除けば人を選ばず使用出来る仕上がりとなっている。 部品: 機関部 †炭素燃料型内燃機関…石油系揮発燃料(ブルルは軽油)を機関内で燃焼させる事による圧力を駆動力に変換する形態のエンジン。大型なので分解整備も手間さえ掛けられるなら民間の工場レベルで可能なのが最大のメリット。 部品: 移動装置 †民需用として改造された、キャタピラーとも言う無限軌道。不整地を踏みしめて進む機能に大差は無いが、履帯を柔らかく、軽くする事で地面を不必要に踏み潰す事が無く道路舗装等にも使える。部品が増える為整備に手間が掛かり、無闇に増やしてもエネルギー効率が下がる一方という欠点もある。 部品: 整備の簡略化 †戦闘を目的としていない為、戦闘に必要とされた武装を扱う為の機能はことごとく撤廃されている。エンジン同様、大型機械である点を除けば民生用として十分運用可能な装備となっている。 部品: 操縦の簡略化 †前進、後退に必要なギアチェンジや進行方向の転進は手元のハンドルとシフトレバーで、加減速は足下のフットペダルでそれぞれ行えるよう、操縦が簡略化されている。各種アタッチメントも操縦室内のボタン一つでオンオフ出来る仕組みとなっている。 部品: 軽量化 †原型機と比較して、出力は大きく低下しているが、それでも十分に運用出来るよう装甲等の戦闘に必要とされた物は極力撤廃する事で、重量が低下している。 部品: 居住性の確保 †各種戦術コンピューター等、戦闘に用いられた物を撤廃する事でスペースに大きな余剰が得られ、運用にも搭乗員一人で対応出来るようになった事から、搭乗に掛かる負荷は大きく低減された。 部品: アタッチメントによる多彩な作業が可能 †多数のアタッチメントを備えており、用途によって付け替える事が可能である。これにより、農業をはじめ、採掘や港湾など多様な作業現場で運用することが可能となる。 部品: 簡易精製所とは †採掘地の近傍に設置された。岩塊のまま大規模な精錬所に運搬するより、簡易でも精錬を行って運搬する方が効率が良いという事で設置された。 部品: 破砕工程とは †各種金属の精鉱を含む鉱石は、岩塊で持ち込まれる。これをより小型の鉱石塊に破砕していく事で必要な鉱石を取り出す作業を行う行程である。 部品: 破砕機による作業 †岩石のサイズに応じて複数の破砕機を使用し、効率よく破砕している。破砕機は単純な構造で壊れにくく整備性も高い。 部品: 自動化 †破砕工程は鉱石のサイズの分別から搬入、破砕機への投入、搬出までI=D工場と同様に自動化されており、人の災害が局限されている。 部品: 選別工程とは †破砕工程で破砕した鉱石を物理的に選別し、有用な鉱石とそうでない鉱石を選別する工程の事を言う。多数の選別方法にて選別を行う。 部品: 選別方法 †鉱石の比重差を利用する比重選鉱、鉱石の磁性を利用する磁力選鉱、鉱石の親水性を利用する浮遊選鉱など複数の選別方法で選別している。 部品: 精製工程とは †選別工程で選別した鉱石を主に化学的に処理し、有用な元素を取り出す作業を行っている工程を製錬工程という。 部品: 火力による精製 †火力を用いて溶融・揮発させて元素を抽出させる乾式製錬によって鉄、銅、鉛、水銀、アンチモンを鉱石から取り出す。こうして抽出された元素は溶融された後、成形・冷却されて地金となる。 部品: 湿式精錬 †シアン化合物などの薬品を持ちいたり、電気分解によって鉱石から金属を取り出す作業をおこなう。これにより金や銀などの貴金属を取り出すことができる。こうして抽出された元素は溶融された後、成形・冷却されて地金となる。 部品: 輸送用車両 †大量の岩塊を数トン単位で一度に運搬出来る大型の車両。一般道路への乗り入れが難しい為、採掘地内での運搬が基本となる。 部品: 輸送について †露天鉱床という事もあり、採取した鉱石を素早く精錬所へ送り、簡易精錬を経て港湾方面へ素早く輸送する体制が整っている。 部品: 工業区への移送 †精製所での精製工程を経て完成した精製物は地金なっている事で、工業区への移送がより楽に行えるようになっている。 部品: 発電施設とは †電気精錬なども含めて、電力需要が存在する鉱山にあって、発電施設から全量を賄うのは効率が悪い事から、幾分かでも排出される熱量などを回収して使用する為に設置された施設。 部品: 大型蓄電池 †各所で発電した電池を蓄電する為の装置。施設の一部として設置出来る事から、小さめの倉庫程度の体積を持つ大型の物で蓄電容量を確保出来る。 部品: 精錬時の排熱利用 †砕いた岩塊を溶解させる際に発生する熱量を利用し、ボイラーの湯を蒸気にし、その蒸気圧によってタービン発電機を回転させる事で発電する。ボイラーの湯は別途に冷まして利用可能。 部品: 坑廃水の水力利用 †採水を行う施設に、水門と併設する形で水流を受けて水車型発電機を回転させ発電を行う。坑廃水の管理と並行して発電管理を行う。 部品: 内燃機関発電機 †非常用。燃料によって内燃機関を稼働させ、それによってタービンエンジン型発電機を回転させ、発電を行う。燃料を消費する弱点がある事から、非常事態に用いる物とされる。 部品: 抗廃水対策とは †鉱床が存在する山岳地帯が雪渓という事もあり、雪解け水による地下水が鉱毒等で万が一にも汚染されないよう、汚染対策には多重の管理及びチェック体勢が敷かれている。 部品: 抗廃水の定義 †掘削地において湧出する水と、雨や雪等が鉱山周辺を流れる事で出る水を総称して坑廃水と呼ぶ。金属が溶け込む事で毒性を有する。 部品: 処理場の設置 †鉱山周辺流域へ水が流れ込む場所に、坑廃水処理場を設置する。ここで坑廃水に含有される金属等を除去し、酸度を中性に近づける事で放流している。 部品: 汚染対策部門の設置 †汚染対策という業務について専従で当たれる部署を策定し、作業員同様の待遇と共に、複数職員による交代制を基礎とした常勤体勢を敷く事で、汚染を未然に防ぐ。 部品: 恒常的な水質調査 †鉱山周辺の採水とモニタリングを毎日行う。管理項目の数値が平常と異なる場合は即時報告を行う。この際、緊急に作業停止を作業員に対し通達出来る。 部品: 酸度の管理 †水質調査項目の一つ。酸度が高いと有害な金属を溶かし込みやすくなるだけでなく、それ自体が生体にとって有害となる事からも重点管理が必要な項目である。 部品: 含有金属の管理 †水分中に一定濃度以上含まれると有害とされる金属を量るもの。微量でも、水源からの恒常的な摂取は長期的に危険とされる金属もある為、基準値は厳しく設定されている。 部品: 中和処理 †坑廃水を安全な中和水へ化学反応によって変成させる処理。中和剤を投入して酸度を中性に近づけ金属イオンを凝集させる中和段階と、安全な水と凝集して固体となった金属等の不純物を沈降させる固液分離段階の2段階を経て行う。 部品: 作業員宿舎とは †鉱山で働く者が、休憩目的等で待機出来る施設。鉱山と街区への移動路が寸断された際などは避難所としても使用出来る目的を含めて建設されている。 部品: 用途上の注意事項 †居住性は十分に確保されているが、継続的に作業員を居住させ作業効率を高める目的での使用は、作業員の不当拘束に繋がるものとして原則禁止とする。 部品: 宿泊施設 †鉱山での作業している者を全員宿泊させて余剰がある程度の居住性を有する。安全装備の格納スペース等も併設されている。 部品: 温水浴場 †安全が確認された坑廃水や精製所の冷却水を一部環流させて温水を確保した浴場。作業員が身体の汚れを洗い流す場として用意された。 部品: 食料・飲料の備蓄 †完全な寸断を想定して、常に全作業員が十分に利用出来る食料3日分と飲料水7日分、更に非常用保存糧食を合わせて備蓄している。 部品: 簡易医療施設 †最悪の想定として、移送出来ない急患が作業員内から発生した場合、医師を招聘しての医療行為が行える程度の簡易医療施設が併設されている。軽い怪我程度であれば十分に治療可能。 部品: 作業員の待遇 †藩国、ひいては帝國の主要な原動力となる事から、行政従事者の一員としての身分保証が与えられる。作業員証を忘れず携帯の事。 部品: 鉱山作業用安全装備 †軽量で着脱が簡単ながら安定して装着出来る安全ヘルメットを始め、各員の足にピッタリと装着出来る安全靴、防塵作業用マスク等が貸与される。作業に応じて装着を忘れないよう、作業開始前の確認点呼が慣例とされる。 部品: 限定特殊車両操縦許可 †上位者が一定以上の修練を経たと認める場合、採掘地内での作業に限り、輸送車両や鉱山用ブルルの操縦が特例として許可される。 部品: 廃棄物の集積管理 †なるべく多種多様の金属物質を精製する事を目的としているが、それでも破砕した岩塊の残り等は発生する。これらが山地を破壊したりしないよう、集積して管理を行う事も鉱山での務めである。 部品: 作業体制 †都市部からやや離れている事もあり、夜間作業も可能ではあるが推奨はされない。最大稼働体制に備える形で、最大4交代制を取れるまでの人員配備が行われている。 部品: 管理事務所 †鉱山全体の作業事務管理を行う。作業日報の管理や搬出量管理、坑廃水の管理記録等もここに集約される。鉱山の出入り口に近い性質上、事務管理に都合が良いという判断に拠る。 提出書式 †大部品: 資源採掘地(帝国向共有版) RD:67 評価値:10 -大部品: 露天鉱床 RD:30 評価値:8 --部品: 露天鉱床とは --部品: 資源採取の利便性 --部品: 大きな埋蔵量 --部品: 採掘される資源の品質 --部品: 運搬コストの低減 --大部品: 階段式採掘 RD:25 評価値:7 ---部品: 階段式採掘とは ---大部品: 採掘の手順 RD:6 評価値:4 ----部品: 採掘の手順とは ----部品: 表土除去 ----部品: 保全区域 ----部品: 転落石転落石防止施設の設置 ----部品: 濁水防止施設 ----部品: 採掘の範囲の決定 ---大部品: 採掘用機械 RD:18 評価値:7 ----大部品: バケットホイール・エクスカベーター RD:10 評価値:5 -----部品: バケットホイール・エクスカベーターとは -----部品: 作業形態 -----部品: 大型の利点 -----部品: カッティングホイール -----部品: バケット -----部品: カウンターウェイト付きブーム -----部品: 走行部位 -----部品: 搬送ブーム -----部品: 動力 -----部品: 生活設備 ----大部品: ブルル RD:8 評価値:5 -----部品: ブルルとは -----部品: 機関部 -----部品: 移動装置 -----部品: 整備の簡略化 -----部品: 操縦の簡略化 -----部品: 軽量化 -----部品: 居住性の確保 -----部品: アタッチメントによる多彩な作業が可能 -大部品: 簡易精製所 RD:9 評価値:5 --部品: 簡易精製所とは --大部品: 破砕行程 RD:3 評価値:2 ---部品: 破砕工程とは ---部品: 破砕機による作業 ---部品: 自動化 --大部品: 選別工程 RD:2 評価値:1 ---部品: 選別工程とは ---部品: 選別方法 --大部品: 精製工程 RD:3 評価値:2 ---部品: 精製工程とは ---部品: 火力による精製 ---部品: 湿式精錬 -大部品: 地金の輸送 RD:3 評価値:2 --部品: 輸送用車両 --部品: 輸送について --部品: 工業区への移送 -大部品: 発電施設 RD:5 評価値:3 --部品: 発電施設とは --部品: 大型蓄電池 --部品: 精錬時の排熱利用 --部品: 坑廃水の水力利用 --部品: 内燃機関発電機 -大部品: 抗廃水対策 RD:8 評価値:5 --部品: 抗廃水対策とは --部品: 抗廃水の定義 --部品: 処理場の設置 --部品: 汚染対策部門の設置 --部品: 恒常的な水質調査 --部品: 酸度の管理 --部品: 含有金属の管理 --部品: 中和処理 -大部品: 作業員宿舎 RD:6 評価値:4 --部品: 作業員宿舎とは --部品: 用途上の注意事項 --部品: 宿泊施設 --部品: 温水浴場 --部品: 食料・飲料の備蓄 --部品: 簡易医療施設 -大部品: 鉱山作業員 RD:3 評価値:2 --部品: 作業員の待遇 --部品: 鉱山作業用安全装備 --部品: 限定特殊車両操縦許可 -部品: 廃棄物の集積管理 -部品: 作業体制 -部品: 管理事務所 部品: 露天鉱床とは 鉱脈が一帯に渡って、床のような地面として拡がっている形態。鉱脈として規模が大きい結果、この形態になるケースが多い。 部品: 資源採取の利便性 採掘目標である資源含有物が地表面に表出している事から、掘り出した物がそのまま採掘目標となる為、山岳を穿ち抜く形態より利便性が高い。 部品: 大きな埋蔵量 山体表面へ析出する程の埋蔵量から、想定される資源埋蔵量が大きい。長期間同じ鉱山から資源を安定的に供給出来る事を意味する。 部品: 採掘される資源の品質 資源含有量が多い事から、精錬に際して排出される不純物の量が少ないという事になり、結果として良質な資源を供給出来るという事になる。 部品: 運搬コストの低減 坑道を必要とする鉱山に対し、露天鉱床は掘り出した岩塊をそのまま大型車両へ積み込み搬出が出来る。運搬に掛かる手間の低減はコストの低減に直結する。 部品: 階段式採掘とは 鉱床を階段状に採掘する極めて原始的な方式。しかし、大型機械の導入などで安全に高効率で採掘が可能となった。 部品: 採掘の手順とは 資源を採掘する上で、周辺地形への影響や災害防止などを含めて必要事項を政府が各法律で指定したものである。 部品: 表土除去 岩石の採掘に先行して表土及び風化物等を除去することで、除去に当たっては、機械などを運用するにあたって安全な傾斜に保持し、その範囲は、採掘中にあっては採掘箇所から地形や水質などを考慮して十分な範囲に行う。 部品: 保全区域 周辺地形の崩壊を防止するため採掘箇所と周辺地形の境界から一定の幅の表土を除去しない区域を設けることが義務付けられている。また表土の崩壊が進行しないよう必要に応じて整地や締め固め、植栽などの保護工、土留工を施されている。 部品: 転落石転落石防止施設の設置 起砕岩石、表土等が隣地に崩落するおそれのある箇所には、金網、土えん堤、石垣、コンクリートよう壁等、十分に効果のある転落石防止施設を設けること。 また、採掘箇所の周辺部で、転落石が生じるおそれがある箇所を採掘する場合には、転落石防止施設を設置するほか、大型機械ではなく採掘用ブルルなどを使用し転落石が生じない採掘を行っている。 部品: 濁水防止施設 採掘準備のための表土除去及び採掘範囲の拡大等に伴い、降雨時の場内水の流出量の増大が見込まれる場合には、濁水防止のための沈砂地を適切に設置している。 部品: 採掘の範囲の決定 岩石の採取による土地の崩壊等の災害を防止するため、山頂、稜線を含め採掘できる範囲となるよう、土地を確保している。 部品: バケットホイール・エクスカベーターとは 自走型作業機械として、最も大型の部類に属する掘削機械。増加する採掘需要に合わせる形で開発されたもので、星鋼京の資源生産を支える象徴的機械と言える。 部品: 作業形態 作業の流れを説明すると、山肌を削り岩塊を受け取る、受け取った岩塊を掘削部位と反対側のコンベアへと搬送、岩塊を受取手へと送るという構成になっている。 部品: 大型の利点 山肌を丸ごと削り取る出力と、削り取った岩塊をそのまま運び出せるだけの容量による効率性にある。逆説的には、これが存在する鉱山は、その威力を活かせるだけの圧倒的資源量を誇るという証明でもある。 部品: カッティングホイール この作業機械の主機能のうち、掘削を行う部位。車輪状の部位を山肌に当て、回転させる事で連続的に削り取る。 部品: バケット カッティングホイールに併設された掘削した岩塊を受け取る部位。ホイール1つに18個搭載され、日算20万tを越える採掘を可能とする。 部品: カウンターウェイト付きブーム 上部構造物。ホイールの取り付けられたブームを支える重りであり、これによってホイールの位置を調整する役割を担う。 部品: 走行部位 12本もの大型無限軌道が連なる巨大な移動用機械。あまりに巨大な機械である為、移動速度は分速10m程度である。 部品: 搬送ブーム ホイール部位の下側、反対側へ向かって伸びる構造物。内部にコンベアを搭載する事で、バケットから受け取った岩塊をスムーズに送り出す。 部品: 動力 電気を使用する。定常運転で中規模集落1日分程度の電力を使用するという事もあり気軽な機械とは到底言えないが、藩国の生産力を支える重要な意味があった。 部品: 生活設備 あまりに巨大であるが故に、一旦稼働させると搭乗員5名が掛かり切りとなる。この為、5名の搭乗員用にトイレや台所と言った生活設備が内蔵されている。 部品: ブルルとは ブルドッグを原型として大規模に改修、民生機として生まれ変わった機体。I=Dとしての特性は完全に撤廃され、民需品として必要な機能へ殆ど取り替えられており、大型で燃料を要する機械である事を除けば人を選ばず使用出来る仕上がりとなっている。 部品: 機関部 炭素燃料型内燃機関…石油系揮発燃料(ブルルは軽油)を機関内で燃焼させる事による圧力を駆動力に変換する形態のエンジン。大型なので分解整備も手間さえ掛けられるなら民間の工場レベルで可能なのが最大のメリット。 部品: 移動装置 民需用として改造された、キャタピラーとも言う無限軌道。不整地を踏みしめて進む機能に大差は無いが、履帯を柔らかく、軽くする事で地面を不必要に踏み潰す事が無く道路舗装等にも使える。部品が増える為整備に手間が掛かり、無闇に増やしてもエネルギー効率が下がる一方という欠点もある。 部品: 整備の簡略化 戦闘を目的としていない為、戦闘に必要とされた武装を扱う為の機能はことごとく撤廃されている。エンジン同様、大型機械である点を除けば民生用として十分運用可能な装備となっている。 部品: 操縦の簡略化 前進、後退に必要なギアチェンジや進行方向の転進は手元のハンドルとシフトレバーで、加減速は足下のフットペダルでそれぞれ行えるよう、操縦が簡略化されている。各種アタッチメントも操縦室内のボタン一つでオンオフ出来る仕組みとなっている。 部品: 軽量化 原型機と比較して、出力は大きく低下しているが、それでも十分に運用出来るよう装甲等の戦闘に必要とされた物は極力撤廃する事で、重量が低下している。 部品: 居住性の確保 各種戦術コンピューター等、戦闘に用いられた物を撤廃する事でスペースに大きな余剰が得られ、運用にも搭乗員一人で対応出来るようになった事から、搭乗に掛かる負荷は大きく低減された。 部品: アタッチメントによる多彩な作業が可能 多数のアタッチメントを備えており、用途によって付け替える事が可能である。これにより、農業をはじめ、採掘や港湾など多様な作業現場で運用することが可能となる。 部品: 簡易精製所とは 採掘地の近傍に設置された。岩塊のまま大規模な精錬所に運搬するより、簡易でも精錬を行って運搬する方が効率が良いという事で設置された。 部品: 破砕工程とは 各種金属の精鉱を含む鉱石は、岩塊で持ち込まれる。これをより小型の鉱石塊に破砕していく事で必要な鉱石を取り出す作業を行う行程である。 部品: 破砕機による作業 岩石のサイズに応じて複数の破砕機を使用し、効率よく破砕している。破砕機は単純な構造で壊れにくく整備性も高い。 部品: 自動化 破砕工程は鉱石のサイズの分別から搬入、破砕機への投入、搬出までI=D工場と同様に自動化されており、人の災害が局限されている。 部品: 選別工程とは 破砕工程で破砕した鉱石を物理的に選別し、有用な鉱石とそうでない鉱石を選別する工程の事を言う。多数の選別方法にて選別を行う。 部品: 選別方法 鉱石の比重差を利用する比重選鉱、鉱石の磁性を利用する磁力選鉱、鉱石の親水性を利用する浮遊選鉱など複数の選別方法で選別している。 部品: 精製工程とは 選別工程で選別した鉱石を主に化学的に処理し、有用な元素を取り出す作業を行っている工程を製錬工程という。 部品: 火力による精製 火力を用いて溶融・揮発させて元素を抽出させる乾式製錬によって鉄、銅、鉛、水銀、アンチモンを鉱石から取り出す。こうして抽出された元素は溶融された後、成形・冷却されて地金となる。 部品: 湿式精錬 シアン化合物などの薬品を持ちいたり、電気分解によって鉱石から金属を取り出す作業をおこなう。これにより金や銀などの貴金属を取り出すことができる。こうして抽出された元素は溶融された後、成形・冷却されて地金となる。 部品: 輸送用車両 大量の岩塊を数トン単位で一度に運搬出来る大型の車両。一般道路への乗り入れが難しい為、採掘地内での運搬が基本となる。 部品: 輸送について 露天鉱床という事もあり、採取した鉱石を素早く精錬所へ送り、簡易精錬を経て港湾方面へ素早く輸送する体制が整っている。 部品: 工業区への移送 精製所での精製工程を経て完成した精製物は地金なっている事で、工業区への移送がより楽に行えるようになっている。 部品: 発電施設とは 電気精錬なども含めて、電力需要が存在する鉱山にあって、発電施設から全量を賄うのは効率が悪い事から、幾分かでも排出される熱量などを回収して使用する為に設置された施設。 部品: 大型蓄電池 各所で発電した電池を蓄電する為の装置。施設の一部として設置出来る事から、小さめの倉庫程度の体積を持つ大型の物で蓄電容量を確保出来る。 部品: 精錬時の排熱利用 砕いた岩塊を溶解させる際に発生する熱量を利用し、ボイラーの湯を蒸気にし、その蒸気圧によってタービン発電機を回転させる事で発電する。ボイラーの湯は別途に冷まして利用可能。 部品: 坑廃水の水力利用 採水を行う施設に、水門と併設する形で水流を受けて水車型発電機を回転させ発電を行う。坑廃水の管理と並行して発電管理を行う。 部品: 内燃機関発電機 非常用。燃料によって内燃機関を稼働させ、それによってタービンエンジン型発電機を回転させ、発電を行う。燃料を消費する弱点がある事から、非常事態に用いる物とされる。 部品: 抗廃水対策とは 鉱床が存在する山岳地帯が雪渓という事もあり、雪解け水による地下水が鉱毒等で万が一にも汚染されないよう、汚染対策には多重の管理及びチェック体勢が敷かれている。 部品: 抗廃水の定義 掘削地において湧出する水と、雨や雪等が鉱山周辺を流れる事で出る水を総称して坑廃水と呼ぶ。金属が溶け込む事で毒性を有する。 部品: 処理場の設置 鉱山周辺流域へ水が流れ込む場所に、坑廃水処理場を設置する。ここで坑廃水に含有される金属等を除去し、酸度を中性に近づける事で放流している。 部品: 汚染対策部門の設置 汚染対策という業務について専従で当たれる部署を策定し、作業員同様の待遇と共に、複数職員による交代制を基礎とした常勤体勢を敷く事で、汚染を未然に防ぐ。 部品: 恒常的な水質調査 鉱山周辺の採水とモニタリングを毎日行う。管理項目の数値が平常と異なる場合は即時報告を行う。この際、緊急に作業停止を作業員に対し通達出来る。 部品: 酸度の管理 水質調査項目の一つ。酸度が高いと有害な金属を溶かし込みやすくなるだけでなく、それ自体が生体にとって有害となる事からも重点管理が必要な項目である。 部品: 含有金属の管理 水分中に一定濃度以上含まれると有害とされる金属を量るもの。微量でも、水源からの恒常的な摂取は長期的に危険とされる金属もある為、基準値は厳しく設定されている。 部品: 中和処理 坑廃水を安全な中和水へ化学反応によって変成させる処理。中和剤を投入して酸度を中性に近づけ金属イオンを凝集させる中和段階と、安全な水と凝集して固体となった金属等の不純物を沈降させる固液分離段階の2段階を経て行う。 部品: 作業員宿舎とは 鉱山で働く者が、休憩目的等で待機出来る施設。鉱山と街区への移動路が寸断された際などは避難所としても使用出来る目的を含めて建設されている。 部品: 用途上の注意事項 居住性は十分に確保されているが、継続的に作業員を居住させ作業効率を高める目的での使用は、作業員の不当拘束に繋がるものとして原則禁止とする。 部品: 宿泊施設 鉱山での作業している者を全員宿泊させて余剰がある程度の居住性を有する。安全装備の格納スペース等も併設されている。 部品: 温水浴場 安全が確認された坑廃水や精製所の冷却水を一部環流させて温水を確保した浴場。作業員が身体の汚れを洗い流す場として用意された。 部品: 食料・飲料の備蓄 完全な寸断を想定して、常に全作業員が十分に利用出来る食料3日分と飲料水7日分、更に非常用保存糧食を合わせて備蓄している。 部品: 簡易医療施設 最悪の想定として、移送出来ない急患が作業員内から発生した場合、医師を招聘しての医療行為が行える程度の簡易医療施設が併設されている。軽い怪我程度であれば十分に治療可能。 部品: 作業員の待遇 藩国、ひいては帝國の主要な原動力となる事から、行政従事者の一員としての身分保証が与えられる。作業員証を忘れず携帯の事。 部品: 鉱山作業用安全装備 軽量で着脱が簡単ながら安定して装着出来る安全ヘルメットを始め、各員の足にピッタリと装着出来る安全靴、防塵作業用マスク等が貸与される。作業に応じて装着を忘れないよう、作業開始前の確認点呼が慣例とされる。 部品: 限定特殊車両操縦許可 上位者が一定以上の修練を経たと認める場合、採掘地内での作業に限り、輸送車両や鉱山用ブルルの操縦が特例として許可される。 部品: 廃棄物の集積管理 なるべく多種多様の金属物質を精製する事を目的としているが、それでも破砕した岩塊の残り等は発生する。これらが山地を破壊したりしないよう、集積して管理を行う事も鉱山での務めである。 部品: 作業体制 都市部からやや離れている事もあり、夜間作業も可能ではあるが推奨はされない。最大稼働体制に備える形で、最大4交代制を取れるまでの人員配備が行われている。 部品: 管理事務所 鉱山全体の作業事務管理を行う。作業日報の管理や搬出量管理、坑廃水の管理記録等もここに集約される。鉱山の出入り口に近い性質上、事務管理に都合が良いという判断に拠る。 インポート用定義データ †[ { "title": "資源採掘地(帝国向共有版)", "part_type": "group", "children": [ { "title": "露天鉱床", "part_type": "group", "children": [ { "title": "露天鉱床とは", "description": "鉱脈が一帯に渡って、床のような地面として拡がっている形態。鉱脈として規模が大きい結果、この形態になるケースが多い。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "資源採取の利便性", "description": "採掘目標である資源含有物が地表面に表出している事から、掘り出した物がそのまま採掘目標となる為、山岳を穿ち抜く形態より利便性が高い。", "part_type": "part" }, { "title": "大きな埋蔵量", "description": "山体表面へ析出する程の埋蔵量から、想定される資源埋蔵量が大きい。長期間同じ鉱山から資源を安定的に供給出来る事を意味する。\n", "part_type": "part" }, { "title": "採掘される資源の品質", "description": "資源含有量が多い事から、精錬に際して排出される不純物の量が少ないという事になり、結果として良質な資源を供給出来るという事になる。\n", "part_type": "part" }, { "title": "運搬コストの低減", "description": "坑道を必要とする鉱山に対し、露天鉱床は掘り出した岩塊をそのまま大型車両へ積み込み搬出が出来る。運搬に掛かる手間の低減はコストの低減に直結する。\n", "part_type": "part" }, { "title": "階段式採掘", "part_type": "group", "children": [ { "title": "階段式採掘とは", "description": "鉱床を階段状に採掘する極めて原始的な方式。しかし、大型機械の導入などで安全に高効率で採掘が可能となった。", "part_type": "part" }, { "title": "採掘の手順", "part_type": "group", "children": [ { "title": "採掘の手順とは", "description": "資源を採掘する上で、周辺地形への影響や災害防止などを含めて必要事項を政府が各法律で指定したものである。", "part_type": "part" }, { "title": "表土除去", "description": "岩石の採掘に先行して表土及び風化物等を除去することで、除去に当たっては、機械などを運用するにあたって安全な傾斜に保持し、その範囲は、採掘中にあっては採掘箇所から地形や水質などを考慮して十分な範囲に行う。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "保全区域", "description": "周辺地形の崩壊を防止するため採掘箇所と周辺地形の境界から一定の幅の表土を除去しない区域を設けることが義務付けられている。また表土の崩壊が進行しないよう必要に応じて整地や締め固め、植栽などの保護工、土留工を施されている。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "転落石転落石防止施設の設置", "description": "起砕岩石、表土等が隣地に崩落するおそれのある箇所には、金網、土えん堤、石垣、コンクリートよう壁等、十分に効果のある転落石防止施設を設けること。\nまた、採掘箇所の周辺部で、転落石が生じるおそれがある箇所を採掘する場合には、転落石防止施設を設置するほか、大型機械ではなく採掘用ブルルなどを使用し転落石が生じない採掘を行っている。", "part_type": "part" }, { "title": "濁水防止施設", "description": "採掘準備のための表土除去及び採掘範囲の拡大等に伴い、降雨時の場内水の流出量の増大が見込まれる場合には、濁水防止のための沈砂地を適切に設置している。", "part_type": "part" }, { "title": "採掘の範囲の決定", "description": "岩石の採取による土地の崩壊等の災害を防止するため、山頂、稜線を含め採掘できる範囲となるよう、土地を確保している。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "採掘用機械", "part_type": "group", "children": [ { "title": "バケットホイール・エクスカベーター", "part_type": "group", "children": [ { "title": "バケットホイール・エクスカベーターとは", "description": "自走型作業機械として、最も大型の部類に属する掘削機械。増加する採掘需要に合わせる形で開発されたもので、星鋼京の資源生産を支える象徴的機械と言える。", "part_type": "part" }, { "title": "作業形態", "description": "作業の流れを説明すると、山肌を削り岩塊を受け取る、受け取った岩塊を掘削部位と反対側のコンベアへと搬送、岩塊を受取手へと送るという構成になっている。\n", "part_type": "part" }, { "title": "大型の利点", "description": "山肌を丸ごと削り取る出力と、削り取った岩塊をそのまま運び出せるだけの容量による効率性にある。逆説的には、これが存在する鉱山は、その威力を活かせるだけの圧倒的資源量を誇るという証明でもある。\n", "part_type": "part" }, { "title": "カッティングホイール", "description": "この作業機械の主機能のうち、掘削を行う部位。車輪状の部位を山肌に当て、回転させる事で連続的に削り取る。\n", "part_type": "part" }, { "title": "バケット", "description": "カッティングホイールに併設された掘削した岩塊を受け取る部位。ホイール1つに18個搭載され、日算20万tを越える採掘を可能とする。\n", "part_type": "part" }, { "title": "カウンターウェイト付きブーム", "description": "上部構造物。ホイールの取り付けられたブームを支える重りであり、これによってホイールの位置を調整する役割を担う。\n", "part_type": "part" }, { "title": "走行部位", "description": "12本もの大型無限軌道が連なる巨大な移動用機械。あまりに巨大な機械である為、移動速度は分速10m程度である。\n", "part_type": "part" }, { "title": "搬送ブーム", "description": "ホイール部位の下側、反対側へ向かって伸びる構造物。内部にコンベアを搭載する事で、バケットから受け取った岩塊をスムーズに送り出す。\n", "part_type": "part" }, { "title": "動力", "description": "電気を使用する。定常運転で中規模集落1日分程度の電力を使用するという事もあり気軽な機械とは到底言えないが、藩国の生産力を支える重要な意味があった。\n", "part_type": "part" }, { "title": "生活設備", "description": "あまりに巨大であるが故に、一旦稼働させると搭乗員5名が掛かり切りとなる。この為、5名の搭乗員用にトイレや台所と言った生活設備が内蔵されている。\n", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "ブルル", "part_type": "group", "children": [ { "title": "ブルルとは", "description": "ブルドッグを原型として大規模に改修、民生機として生まれ変わった機体。I=Dとしての特性は完全に撤廃され、民需品として必要な機能へ殆ど取り替えられており、大型で燃料を要する機械である事を除けば人を選ばず使用出来る仕上がりとなっている。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "機関部", "description": "炭素燃料型内燃機関…石油系揮発燃料(ブルルは軽油)を機関内で燃焼させる事による圧力を駆動力に変換する形態のエンジン。大型なので分解整備も手間さえ掛けられるなら民間の工場レベルで可能なのが最大のメリット。", "part_type": "part" }, { "title": "移動装置", "description": "民需用として改造された、キャタピラーとも言う無限軌道。不整地を踏みしめて進む機能に大差は無いが、履帯を柔らかく、軽くする事で地面を不必要に踏み潰す事が無く道路舗装等にも使える。部品が増える為整備に手間が掛かり、無闇に増やしてもエネルギー効率が下がる一方という欠点もある。", "part_type": "part" }, { "title": "整備の簡略化", "description": "戦闘を目的としていない為、戦闘に必要とされた武装を扱う為の機能はことごとく撤廃されている。エンジン同様、大型機械である点を除けば民生用として十分運用可能な装備となっている。", "part_type": "part" }, { "title": "操縦の簡略化", "description": "前進、後退に必要なギアチェンジや進行方向の転進は手元のハンドルとシフトレバーで、加減速は足下のフットペダルでそれぞれ行えるよう、操縦が簡略化されている。各種アタッチメントも操縦室内のボタン一つでオンオフ出来る仕組みとなっている。", "part_type": "part" }, { "title": "軽量化", "description": "原型機と比較して、出力は大きく低下しているが、それでも十分に運用出来るよう装甲等の戦闘に必要とされた物は極力撤廃する事で、重量が低下している。", "part_type": "part" }, { "title": "居住性の確保", "description": "各種戦術コンピューター等、戦闘に用いられた物を撤廃する事でスペースに大きな余剰が得られ、運用にも搭乗員一人で対応出来るようになった事から、搭乗に掛かる負荷は大きく低減された。", "part_type": "part" }, { "title": "アタッチメントによる多彩な作業が可能", "description": "多数のアタッチメントを備えており、用途によって付け替える事が可能である。これにより、農業をはじめ、採掘や港湾など多様な作業現場で運用することが可能となる。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "簡易精製所", "part_type": "group", "children": [ { "title": "簡易精製所とは", "description": "採掘地の近傍に設置された。岩塊のまま大規模な精錬所に運搬するより、簡易でも精錬を行って運搬する方が効率が良いという事で設置された。\n", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "破砕行程", "part_type": "group", "children": [ { "title": "破砕工程とは", "description": "各種金属の精鉱を含む鉱石は、岩塊で持ち込まれる。これをより小型の鉱石塊に破砕していく事で必要な鉱石を取り出す作業を行う行程である。\n", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "破砕機による作業", "description": "岩石のサイズに応じて複数の破砕機を使用し、効率よく破砕している。破砕機は単純な構造で壊れにくく整備性も高い。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "自動化", "description": "破砕工程は鉱石のサイズの分別から搬入、破砕機への投入、搬出までI=D工場と同様に自動化されており、人の災害が局限されている。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "選別工程", "part_type": "group", "children": [ { "title": "選別工程とは", "description": "破砕工程で破砕した鉱石を物理的に選別し、有用な鉱石とそうでない鉱石を選別する工程の事を言う。多数の選別方法にて選別を行う。", "part_type": "part" }, { "title": "選別方法", "description": "鉱石の比重差を利用する比重選鉱、鉱石の磁性を利用する磁力選鉱、鉱石の親水性を利用する浮遊選鉱など複数の選別方法で選別している。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "精製工程", "part_type": "group", "children": [ { "title": "精製工程とは", "description": "選別工程で選別した鉱石を主に化学的に処理し、有用な元素を取り出す作業を行っている工程を製錬工程という。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "火力による精製", "description": "火力を用いて溶融・揮発させて元素を抽出させる乾式製錬によって鉄、銅、鉛、水銀、アンチモンを鉱石から取り出す。こうして抽出された元素は溶融された後、成形・冷却されて地金となる。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "湿式精錬", "description": "シアン化合物などの薬品を持ちいたり、電気分解によって鉱石から金属を取り出す作業をおこなう。これにより金や銀などの貴金属を取り出すことができる。こうして抽出された元素は溶融された後、成形・冷却されて地金となる。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "地金の輸送", "part_type": "group", "children": [ { "title": "輸送用車両", "description": "大量の岩塊を数トン単位で一度に運搬出来る大型の車両。一般道路への乗り入れが難しい為、採掘地内での運搬が基本となる。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "輸送について", "description": "露天鉱床という事もあり、採取した鉱石を素早く精錬所へ送り、簡易精錬を経て港湾方面へ素早く輸送する体制が整っている。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "工業区への移送", "description": "精製所での精製工程を経て完成した精製物は地金なっている事で、工業区への移送がより楽に行えるようになっている。\n", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "発電施設", "part_type": "group", "children": [ { "title": "発電施設とは", "description": "電気精錬なども含めて、電力需要が存在する鉱山にあって、発電施設から全量を賄うのは効率が悪い事から、幾分かでも排出される熱量などを回収して使用する為に設置された施設。", "part_type": "part" }, { "title": "大型蓄電池", "description": "各所で発電した電池を蓄電する為の装置。施設の一部として設置出来る事から、小さめの倉庫程度の体積を持つ大型の物で蓄電容量を確保出来る。\n", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "精錬時の排熱利用", "description": "砕いた岩塊を溶解させる際に発生する熱量を利用し、ボイラーの湯を蒸気にし、その蒸気圧によってタービン発電機を回転させる事で発電する。ボイラーの湯は別途に冷まして利用可能。\n", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "坑廃水の水力利用", "description": "採水を行う施設に、水門と併設する形で水流を受けて水車型発電機を回転させ発電を行う。坑廃水の管理と並行して発電管理を行う。\n", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "内燃機関発電機", "description": "非常用。燃料によって内燃機関を稼働させ、それによってタービンエンジン型発電機を回転させ、発電を行う。燃料を消費する弱点がある事から、非常事態に用いる物とされる。\n", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "抗廃水対策", "part_type": "group", "children": [ { "title": "抗廃水対策とは", "description": "鉱床が存在する山岳地帯が雪渓という事もあり、雪解け水による地下水が鉱毒等で万が一にも汚染されないよう、汚染対策には多重の管理及びチェック体勢が敷かれている。\n", "part_type": "part" }, { "title": "抗廃水の定義", "description": "掘削地において湧出する水と、雨や雪等が鉱山周辺を流れる事で出る水を総称して坑廃水と呼ぶ。金属が溶け込む事で毒性を有する。\n", "part_type": "part" }, { "title": "処理場の設置", "description": "鉱山周辺流域へ水が流れ込む場所に、坑廃水処理場を設置する。ここで坑廃水に含有される金属等を除去し、酸度を中性に近づける事で放流している。\n", "part_type": "part" }, { "title": "汚染対策部門の設置", "description": "汚染対策という業務について専従で当たれる部署を策定し、作業員同様の待遇と共に、複数職員による交代制を基礎とした常勤体勢を敷く事で、汚染を未然に防ぐ。\n", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "恒常的な水質調査", "description": "鉱山周辺の採水とモニタリングを毎日行う。管理項目の数値が平常と異なる場合は即時報告を行う。この際、緊急に作業停止を作業員に対し通達出来る。\n", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "酸度の管理", "description": "水質調査項目の一つ。酸度が高いと有害な金属を溶かし込みやすくなるだけでなく、それ自体が生体にとって有害となる事からも重点管理が必要な項目である。\n", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "含有金属の管理", "description": "水分中に一定濃度以上含まれると有害とされる金属を量るもの。微量でも、水源からの恒常的な摂取は長期的に危険とされる金属もある為、基準値は厳しく設定されている。\n", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "中和処理", "description": "坑廃水を安全な中和水へ化学反応によって変成させる処理。中和剤を投入して酸度を中性に近づけ金属イオンを凝集させる中和段階と、安全な水と凝集して固体となった金属等の不純物を沈降させる固液分離段階の2段階を経て行う。\n", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "作業員宿舎", "part_type": "group", "children": [ { "title": "作業員宿舎とは", "description": "鉱山で働く者が、休憩目的等で待機出来る施設。鉱山と街区への移動路が寸断された際などは避難所としても使用出来る目的を含めて建設されている。", 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